ブリュノ・コラン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015
Bruno Colin Bourgogne Pinot Noir 2015
ブルゴーニュ AOCブルゴーニュ 赤 ミディアムボディ
品種:ピノ・ノワール
ドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランが2003年に引退し、ふたりの息子、フィリップとブリュノはそれぞれ独立。次男のブリュノは当初、父ミシェルの自宅敷地内にある旧醸造施設でワイン造りをしていましたが、2006年以降は祖父の自宅カーヴを使用するようになりました。ブリュノが所有するブドウ畑は計8haほどで、兄フィリップと同じく、地元のシャサーニュ・モンラッシェのほか、ピュリニー・モンラッシェやサントーバン、サンネイ、マランジュなどコート・ド・ボーヌ南部のアペラシオンに広がります。
ベーシックなブルゴーニュ・ルージュですが、シャサーニュ・モンラッシェ村の樹齢35年の区画から。チェリーや赤スグリなど、愛らしい果実香が支配的。スムースな喉越しと、心地よいアフター。
(アルコール度数:12.5%)
♪ 濱中のおすすめワイン ♪
久しぶりにブリュノ・コランを開けました。
白が真骨頂のブリュノ・コランですが、今回あえて赤をお試し。
樹齢は35年、シャサーニュ・モンラッシェの区画からとれた葡萄です。
正直まだまだ若い印象です。
樽の強さと溌溂とした果実味、アンバランスな一口目。
だけどスワリングするにつれ、時間が経つにつれ、徐々にその真価が垣間見られるようになります。
荒々しくも飲むにつれそのブリュノ・コランが体現したいそのものが見えてくるよう。
ブルゴーニュワインに求めるものってなんだろう。
求めていたものでなかったときにこれもまたブルゴーニュと認識、そんなことを考えてたらさらに開いてきましたヨ。
2日目、3日目がさらに美味しいことでしょう。
ぜひ。
(2017年9月)